生い茂るメタセコイアが異国的な景観をなしており、家族で森林浴が楽しめる休養林である。韓国初の私有林自然休養林として造成・運営されてきたが、2002年2月に大田市が買収し、2006年4月にリニューアルオープンした。
2018年の夏の休暇時に大統領夫妻が訪問したことで、より広く知られることとなった。
森の家・山林文化休養館・森の修練場などの有料施設があり、自然を満喫しながら宿泊することが出来る。また、オートキャンプ場も設けられているため、キャンプを楽しむことも出来る。
宿泊以外の施設は無料となっているため、気軽に森林浴が楽しめる。
家族やグループ団体向けに森の体験プログラムが設けられており、様々な活動を楽しむことが出来る。
都心にある韓国最大規模の人工樹木園。周辺には、大田芸術の殿堂や大田市立美術館などの文化芸術団地があり、地域住民にとって自然体験学習の場であり、都心にある文化休息空間として愛されている。
西園と、南門広場・モクレン園・薬用植物園・岩石園・有実樹園などの19のテーマからなる東園、熱帯植物園がある。
熱帯植物園(延面積1600㎡)は、マングローブ園・ヤシ園・熱帯花木園・熱帯雨林園の4つのテーマからなり、リゾポラ属の植物など198種約9300本の熱帯植物と亜熱帯植物がある。
韓国で初めてマングローブが観賞できるマングローブ園が設けられ、約21種のマングローブを生育する。
大田市西区エキスポ橋から、佳水院橋、黒石洞、ノルボルを経て長泰山林道および梅老川まで続く甲川ヌリギルは、全長39.9kmの3つのコースからなる。
都市部、農村部の自然、伝統文化遺跡地までが楽しめる美しいコースである。
槐谷洞一帯を中心に行政安全部が主管する「2020年自転車都市ブランド化支援事業」において、「甲川ヌリギルPump Trackおよびマウンテンバイクテーマ公園造成事業」が最終選定され、年内完工を目標に推進されている。サイクリストが教育とレジャーを楽しむことができるレジャースポーツ空間として拡充される予定である。
標高264.1m、奇岩怪石からなり、9つの峰があることから「九峰山」と名付けられた。
関雎洞、佳水院洞、槐谷洞、黒石洞、鳳谷洞に囲まれおり、快晴の日の九峰山の九角亭からは、ノルボルと大田市の都心が一望できる。
大田市西区庁前から大田市庁を経て、炭坊洞へとつながる大田市を代表する都心公園。西区ヒーリング・アートフェスティバルやポラメクリスマスツリー祭の開催地でもある。
大田市の「歩きたくなる道12選」に選定され、大田市民からは「市庁前並木通り」と呼ばれて愛されている。
以前は空軍施設があったが、1990年代の屯山開発事業によって空軍施設は他地域へと移設され、公園の一角に模型戦闘機が残されている。
大田科学技術大学の恵泉タワーのカリヨンは、高さ78m、78個の青銅製の鐘からなり、重量約50トンと世界ギネスブックにも登録されている世界一大きいカリヨンである。
恵泉タワーのカリヨンは、演奏者が拳と足を利用して手動で演奏することもあるが、自動演奏システムによって入力された曲が、定められた時間に演奏されることもある。 自動演奏時には、特別に鐘の外に電磁石が追加設置された37個の鐘だけが利用される。
半径3kmまで響き渡るカリヨンの音色は、「天上の音楽」「塔の音楽」とも呼ばれ、大田科学技術大学の学生や近隣住民の心を癒す愛の旋律で、平和と喜びを与えている。
屯山先史遺跡は、1991年3月18日付の忠清日報による報道で世の中に知られるようになった遺跡である。
忠南大学博物館と韓国先史文化研究所によって、1991年5月初旬から9月中旬にかけて発掘が行われた。
その結果、稜線の頂上部(61.8m)を中心に、東南部から青銅器時代の家跡、その東部から旧石器時代の遺跡、北部の低い丘陵から新石器時代の遺跡が発掘され、調査された。
遺跡に関する保全対策が話し合われたが、宅地開発工事中に発見されたため、本来の地形を保存することは出来なかった。
発掘調査完了後、丘陵の一部は削られ、青銅器時代の家跡は隣接地域である現在の位置に移転され、先史遺跡公園・湧水場として造成された。
3·8民主義挙は、1960年3月8日、イ・スンマン政府の独裁と汚職に抗う大田地域の高校生が、自由と正義を叫んだ大田・忠清圏初の民主学生運動である。大邱2·28民主化運動、馬山3·15義挙と共に4·19革命のきっかけとなった。
2018年に3·8民主義挙が忠清圏初の国家記念日に指定されたことで、記念塔がある屯之尾公園は「3·8義挙屯之尾公園」へと名称変更された。
月坪洞・葛馬洞・正林洞など5つの洞に跨る、総面積399万㎡からなる大田市の中心的な生態公園で、兜率体育館や内院寺をはじめとする秀麗な自然景観を眺望することが出来る。
沢山の散歩コースがあり、随所に案内マップが設置されているため、ウォーキングを楽しむ市民の癒しの空間となっている。
晩悔・権得己先生とその子息である炭翁・権諰先生の学問と徳行を称える書院で、大田広域市文化財資料第3号(1989.3.18)に指定されている。